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卒業制作2013 高橋 実李 わたしの暮らす「多賀町」は林業の盛んな町でした。実に、その森林面積は 85% で、 町の暮らしになくてはならない存在でした。ですが、輸入木材が多くなった現在、国内産 木材の需要はいっきにさがり危機的状況にあります。そこで、そういった問題を改善する ために、多賀町で生産された木材を使用した、子ども用家具作りに取り組みます。 子ども用家具を選んだ理由としては、子ども用品を選ぶ大人と使うこ どもの両方に、国内産木材をアピールできる、いい宣伝の場になるからです。「安全」と いうイメージの強い、国産材・地域産材のよさをより知ってもらうことで、国内の林業を 活性化し、より多くの人に国内産木材を知ってもらうことを目的とします。 また、プラスティックや人工的な素材の子ども用品だけではなく、こどもに、多くの 感触を教えてあげることで、自然に触れる楽しさを知ってもらいます。