Mimicking cleaning products
卒業制作2020 西出佳加 擬態することで空間に溶け込む掃除用品 あるデータによると、掃除用品を身近に複数置いておくことが綺麗を保つ上で重要であるそうです。かといって、掃除用品がたくさん置かれた空間は決して整った風景ではありません。 ここでは、観葉植物、ワインボトル、本に擬態した形態を開発することでインテリアに違和感なく溶け込む掃除用品をデザインしました。 観葉植物は使う際に柄を伸ばし、葉っぱを瞬間で収納したり、先端も植木鉢に収納時に畳めるように機構的な工夫がいくつも検討されスタディーを繰り返しました。 本学科は、いわゆる本流のプロダクトデザインを志向する学生が少ないので私は今回、3Dを駆使して指導するのが新鮮でした。これは造形的にシンプルに見えますが、使い勝手を追求するために細部のデザインまでこだわっています。個人的には今まであまりこういう事がなかったなと新鮮に思い、プロダクトデザイン面白いと改めて思いました。